株式投資:アメリカ株② 楽天・株式全米インデックスファンド(楽天VTI)と本家VTIのどちらが得か?
2019/7/16 加筆修正
楽天・株式全米インデックスファンド(楽天VTI)と本家VTIのどちらが得か?
現在の私の株式投資の方針は
・長期間にわたり株価が安定している
・長期間にわたり配当金が安定して支給されている実績がある
・20年後も会社が存続し、現在と同じ事業を続けられそう
マクドナルド株も有望株で上記の基準を満たすのですがコカコーラと親和性が高いため投資するのは避けました。ダメになる時は一緒にダメになりそうなので、なるべく異業種に分散しようと考えました。
そこで候補としては楽天・株式全米インデックスファンド(楽天VTI)に白羽の矢が刺さりました。
楽天・株式全米インデックスファンドとは、2017年10月より運用が開始された投資信託で、アメリカの約4000ほどの銘柄に分散投資するようなものです。
そもそも初心者なのになぜ、日本の株ではなくアメリカの株を購入しようとしているのか疑問に持たれる方も多いと思います。
それは日本の株価がバブル崩壊後に全く伸びておらず、むしろ少子高齢化の影響で今後は国力が下がっていくであろうと予測されるからです。そのため長期間ほったらかしして利益を狙う戦法が使いづらいのです。加えて日本株は配当金が低い傾向にあります。
対してアメリカは現在も世界一の経済大国、軍事大国であり若年人口が増え続けています。株価もこの25年で上昇傾向です。
また儲けを株主へ配当としてしっかり還元する風潮があります。
含まれる具体的な銘柄としてはAPPLE、アルファベット(google)、マイクロソフト、VISAなどなどです。
ちなみにもう少し解説を加えると、
投資信託とは:
投資家たち(私たち)が、ファンドマネージャー(投資専門家)にお金を預けて稼いでもらうシステムです。
その際に手数料がファンドマネージャーに支払われます。
楽天・株式全米インデックスファンドは売買手数料が無料で信託手数料が年0.16%ほどとお安くなっています。
ちなみに
アクティブファンド:高リターンを狙うため頻繁に株の売買を行うため運用費用が高い
インデックスファンド:市場平均株価に連動するように運用する投資信託で運用費用が安い。
という特徴があります。
始めはどうせ全米の株式に広く投資するのなら、天才投資家バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイの株を買おうかと考えました。
なぜならバークシャーは全米の有望株に投資をして驚異的な利益を上げている投資会社だからです。ただバフェット氏が88歳とご高齢のため何かあったらバークシャーの株価が大きく下がってしまうのではないかと感じてしまいます。天才に率いられる組織は天才がいなくなった後が怖いですからね。信長の亡きあとの織田家に思いを馳せてしまいます。
楽天・株式全米インデックスファンド(楽天VTI)と本家VTIのどちらが得か?
楽天・株式全米インデックスファンド(楽天VTI)は本家VTI(バンガード・トータル・ストックマーケット)と購入する銘柄の中身がほぼ同じです。
以前は一括購入であれば本家VTI、積立購入であれば楽天VTIがお得でした。
本家VTI手数料は0.03%、楽天VTI手数料0.15%
本家VTIに楽天の手数料がかかるので単純に考えれば本家VTIの方がお得に見えますが。。。
本家VTIの購入方法は?
楽天証券のサイトなら
海外株式→海外ETF→米国ETF売買代金ランキングよりVTIをクリックで
下記の画面にまで行けるはずです。
楽天VTIのメリットは?
楽天VTIは日本円でそのまま購入できる点がメリットです。
また楽天銀行、楽天証券の連携により楽天ポイント還元を受けられます。
購入時に積立注文を選び、支払い方法を楽天カードすると楽天ポイントを貯めることができます。
楽天VTIの購入手数料は無料なので、10万円を一括で購入するより毎月1万円を10回で積立てた方が1%のポイント分だけお得です。
また「分配金コース」は再投資型を選択すると配当金から20%の税金を引かれる事なく再投資できるので複利を利用できます。
結論:
100万に満たない金額であればどちらも大差ないので好きな方を選べばいいと思います。
色々なブログを漁ったり、楽天証券に電話をかけて相談したのですが、調べる時間が勿体無いくらいの誤差でした。
再投資するのか?どれくらい長期間VTIを保持するのか?その間に手数料の改定はないのか?など投資スタイルや証券会社の制度の変更によって答えは変わってきてしまいます。。変わっても微々たる値です。
僕のような投資初心者の少額投資であればどちらでも良いという結論に至りました。
そもそも
2019年7月中旬 S &P総合500、NASDAQともに史上最高値を更新中のこのタイミングで株を購入するのは値下がりのリスクが大きいか不安に駆られます。
ちなみに
NYダウ:米国経済を代表する30銘柄の平均株価(米国株式市場の25%を占める)
S &P500:大型株500銘柄の現在の時価総額と基準時の時価総額の比較(現在の市場動向がわかる。米国株式市場の80%をカバー。日経平均株価のようなもの)
とのことです。
アメリカの安定株を長期保持して高配当を狙う戦術は下記の書籍より勉強させてもらいました。↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
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