債券:米国債のメリット、デメリットは? 外貨預金をするくらいなら
米国国債の購入も検討しています。
メリット:
・100ドル単位と少額でも購入可能
・債権は株式と違って、満期まで保持すれば原則元本が保証されています。米国債が元本割れするような事態に陥っている時は、おそらく米株式の下落幅の方がより深刻な状況でしょう。
※少なくとも外貨預金をするくらいなら長期の米国債の購入の方が良いです。
外貨預金も米国債も為替変動によるリスクは等しくありますが、外貨預金の金利よりも遙かに米国債の方が複利運用可能なので高金利となります。後述します
デメリット:
・外貨のため円高の進行で価値が下落する
・満期前に売却してしまうと相場によっては元本割れする。
・NISAやiDeCoといった節税システムは利用できない。
・一般的に株式購入よりも収益率が低い
・基本的に新規発行の国債は買えないので、既に発行済の市場に出回っている中古国債を購入することになる。そのため自分の欲しい国債が手に入らない可能性がある。
国債の種類は?
利子債とは毎年2回利息の配分があります。
ストリップス(ゼロクーポン)債とは毎年の利息が貰えません。満期までの金利を複利計算その分を減額して販売価格とするため安く購入できます。
(例;額面1000ドルの債権が800ドルで購入できて、満期時に1000ドルとして返却される。)
※利子債は毎年利子が払われるため単利となり、
どちらを購入するにせよ満期までの期限が長い方が利息・割引率が高くなっています。
執筆時の楽天証券で取り扱ってる債権は
短いもので2年、長いものでは10年になります。
購入タイミング次第では最長30年ものも購入できるみたいです。
※このように2年4ヶ月1.58%と10年1ヶ月1.94%では 複利の力は偉大で買い付け価格が98万と84万にまで差が開きます。
2年4ヶ月拘束で98万ならFXを外貨預金代わり使った方が良いと感じてしまいますね。
国債を買うタイミングは?
国債の価格は金利と反比例します。国策で金利を下げれば国債の価格は上がります。
2019/7月 現在は金利を下げる方に進行しているため国債購入は割高となってしまうでしょう。
ここで1つ疑問点が湧きます:
さて満期が来た時点で、購入時より円高となっていた場合はどうすれば良いでしょうか?つまり元本割れしないのはドルでの評価であって、円高が進行しドルそのものの価値が下落したら事実上の元本割れとなってしまいます
その時は
・ドル預金として円安になるのを待つ
しかしいつまでたっても円安にならないかもしれません。
外貨ですので、為替リスクだけは避けられません
本来であれば30年物の米国債を毎年購入して、満期が来るたびに年金代わりにするのが良いかもしれませんが、30年後にそもそも私は生きてる保証がないです。
そこで複利で稼げるストリップス債の10年物の購入を検討しています。
少額で購入するとデメリットはあるのか?
100ドル(約1万円)から購入可能ですが、少額で購入すると手数料が割高になるのでしょうか?
そういった事はないので、為替レート、債権価格をみて、こまめに買い増しできます。
アメリカ国債の購入場所は?
店舗のある大手の証券会社またはネット証券で購入可能です。
扱ってる米国債の種類は大手証券会社の方が多いです。
しかし米国債を購入するためには、円をドルに替えなくてなりません。
為替手数料の安いネット証券である楽天証券、SBI証券、マネックス証券を使って、
米国債の購入する予定です。
nisa 積立nisa IDeCoは利用できる?
利用できません
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