債券と株価と金利の関係
まずは細かな説明を省いて簡潔にまとめます。
一般的に市場長期金利と株価は逆方向の値動きをすると言われています。
市場金利が上がると株価は下がり、
市場金利が下がると株価は上がる。
これは低金利なら預金するよりは、リターンの大きい株を買う方向に資金が流れるためです。
好景気で株価が上がると、景気過熱やインフレ防止のため金融引き締め目的で金利を上げることにより株価を下げる方向に進みます。
また一般的に市場金利と債権も逆方向の値動きをすると言われています。
市場金利が上がると債券は値は下がり、
市場金利が下がると債券の値は上がる。
例えば10年ものの年利2%の債券を購入したとします。
その後、市場金利が上がり新たに年利3%の新規債券が出回るようになると、年利の安い古い債券は魅力が薄れるため売ろうとしても買い叩かれるため値段が下がるのです。
ただし一般的と書きましたが、上記の負の相関関係が当てはまらないことは多々あります。
そして上記より株と債券は同じ方向の値動きをしそうですが、株と債券は逆方向に動きます。点で見るのと線で見るのとでは違うという事ですね。
とは言え株と債券に投資を分散するとリスクを減らせます。