花粉症薬の医療保険適用外の提言 医療者の見解
皆さんは花粉症の症状軽減としてアレグラ 、タリオン、ザイザル、クラリチンなどの抗ヒスタミン薬を内服されたことはありますか?
2019/8/23
一部の花粉症薬の医療保険適用外として、全額自己負担とすることにより最大で年間600億円の医療費削減を目標とする提言が発表されました。
もともと国民皆医療保険制度により、処方薬に対しても窓口での支払いは原則3割負担(後期高齢者なら1割負担)となっています。
この部分の保険を撤廃して患者さんに全額自己負担をしてもらうことにより、医療費の節約が提言されました。
私の見解:
これにより、花粉症薬の保険適用処方が減るのでしょうか?
市販薬を扱うドラッグストアが儲かるのでしょうか?
私はあまり変わりがないのではないかと思っています。
なぜならレセプトを通すための保険病名を医師が決めることができるからです。
病名を「慢性蕁麻疹」、「通年性アレルギー」などで通せば保険は通るような気がします。
株価への影響:
市販の花粉症薬を販売している第一三共(4568)の株価は果たしてさらに上がるのでしょうか?投資家の方達は気になりますね。
※3月アストラゼネカ(英国)とがん治療薬で提携すると発表し株価が上昇した模様です。
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