FX:テクニカルチャート分析
基本的なテクニカルチャート分析を覚えるのは、囲碁将棋の定石を覚えるようなものでしょう。
FXを始めて早2か月、これまでは運だけで儲けてきました。
振り返ってみるとテクニカルチャート分析のような事を、数学の問題を解くかのごとく感覚的に行ってきました。
今後は運否天賦ではなく、少しでも勝つ確率を高めるために、1度基本的な概念をしっかりと習得しようと思います。
以下に優れた解説サイトがあるので、列記します。
自分用のメモです笑
用語を図を用いて解説
各々のFX会社のチャート分析アプリの説明をまとめたサイト
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花粉症薬の医療保険適用外の提言 医療者の見解
皆さんは花粉症の症状軽減としてアレグラ 、タリオン、ザイザル、クラリチンなどの抗ヒスタミン薬を内服されたことはありますか?
2019/8/23
一部の花粉症薬の医療保険適用外として、全額自己負担とすることにより最大で年間600億円の医療費削減を目標とする提言が発表されました。
もともと国民皆医療保険制度により、処方薬に対しても窓口での支払いは原則3割負担(後期高齢者なら1割負担)となっています。
この部分の保険を撤廃して患者さんに全額自己負担をしてもらうことにより、医療費の節約が提言されました。
私の見解:
これにより、花粉症薬の保険適用処方が減るのでしょうか?
市販薬を扱うドラッグストアが儲かるのでしょうか?
私はあまり変わりがないのではないかと思っています。
なぜならレセプトを通すための保険病名を医師が決めることができるからです。
病名を「慢性蕁麻疹」、「通年性アレルギー」などで通せば保険は通るような気がします。
株価への影響:
市販の花粉症薬を販売している第一三共(4568)の株価は果たしてさらに上がるのでしょうか?投資家の方達は気になりますね。
※3月アストラゼネカ(英国)とがん治療薬で提携すると発表し株価が上昇した模様です。
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Johnson &Johnsonの訴訟にみるオピオイドの功罪について 医療者の見解
アメリカで8/26 J &Jのオピオイド過剰摂取による中毒の蔓延を
招いたとする裁判の判決が出されました。
市場が予想していた賠償金より圧倒的に低額だったため、JNJの株価は
上がったとのことです。
そもそもオピオイドとのは何でしょうか?
簡単に言うと鎮痛薬(医療用麻薬)です。
一般的な解熱鎮痛薬として
などを内服された経験のある方も多いと思います。
WHOでは鎮痛薬の使用は下記の3段階をstepを踏むように提唱しています。
ラダー(階段)を上がるごとに鎮痛作用は強くなります。
ロキソニンは1段階目、トラマドールは2段階目、モルヒネは3段階目になります。
この2段階目、3段階目に相当する薬がオピオイドです。
一般的な鎮痛薬の効かない強い疼痛を抱える方(例えば手術直後の患者、癌患者)に対して処方されるのがオピオイド鎮痛薬です。
モルヒネは戦争映画にもよく使われる即効性のある鎮痛薬ですね。
一般的な使用による副作用としては便秘、嘔気、眠気です。
過剰投与によっては呼吸抑制が起こることもあります。
効果不十分であったり、副作用が強い場合は、オピオイドローテイションといって
別のオピオイドに切り替えて対処します。
つまり過剰投与する事なく切り替えれば良いのです。
また適量使用であれば耐性は付きにくい、依存性は高くないと指摘されています。
日本国内では麻薬・依存性という言葉が一人歩きをして、過剰どころか必要十分量の使用されていません。
依存性もあり今回の訴訟では、
製薬会社が処方量を増やすために、依存性に対する医者への説明が不十分だった事が、過剰投与による、中毒の蔓延・死亡(1999〜2017年に40万人)を招いたとする訴訟でした。
JNJはパッケージにて危険性の説明はしているとし、控訴する方針です。
私の見解
米国でどの程度の量を処方していたのかが、インターネット検索では見つからないので、適量か過剰かはわかりません。
ただオピオイド系鎮痛薬が処方、投与された末期がん患者・手術直後の患者を目の当たりすると、その効果・即効性の強さは何物にも変え難いとすぐに実感できます。
お年を召された患者さんたちは「痛いだけなら死んだほうがマシだ」と口を揃えたようにおっしゃられます。そしてそれは、一時の気の迷いなどではなく本心なのでしょう。
一連の訴訟が、オピオイド使用の萎縮に繋がらないことを切に願います。
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高配当に魅せられてタバコ関連の株を買うのは時代遅れか? 医療者の見解
タバコ関連は日米英どれも高配当です。
わたしも長期保持により配当金を狙うことも考えました。
しかし高配当にならざる得ない、大きなリスクがある訳です。
結論から言うと今後産業そのものの衰退が確実だと思われるので「長期」の投資対象としては不適でしょう。
救急外来での経験上、
肺がん・心筋梗塞・脳梗塞・大動脈解離で運ばれてくる患者さんたちは
1日20本以上の喫煙を数十年継続しています。
いっそ即死であるのなら、本人の苦しみは一瞬かもしれません。
しかし大きな障害が残ったまま長く生き続けると本人だけでなく、介護に関わる家族の人生は一変します。
喫煙者の方は、意思が弱いのではなくニコチン依存症ですので、一度禁煙外来を受診してみてください。
果たしてタバコは産業としてはどうでしょうか?
株価は?:
JTの株価は右肩下がりを続けています。
喫煙率は?
厚労省による喫煙率のデーター:
昭和40年から平成30年にかけて
男性は80→30%
女性は15→10%
と喫煙率は低下しています。
タバコ代の推移:
物価上昇を鑑みても遥かに高いペースで上昇しています。
これでも先進国に比してタバコ代は安いので更なる上昇が予測されます
販売数量は?:
喫煙率ほどは下がっていないので、ニコチン依存のheavy smokerは
継続して喫煙をしているのでしょう
電子タバコは?
比較的新しいため現段階では健康への害がどれほどのものかははっきりとわかっていませんが、警笛は鳴らされています。
日本呼吸器学会:
アメリカでも危険性の指摘:
インドでは電子タバコ禁止
軍事に例えると:
真珠湾攻撃よりさかのぼる事、1年
1940年11月イギリス軍空母部隊は、わずか21機の攻撃隊をもってタラント港の空襲に成功。イタリアの戦艦3隻を撃沈破しました。
補助兵力に過ぎなかった航空機が、海の王者 戦艦を撃沈できることを証明した初めての戦いです。
この戦訓が真珠湾攻撃・マレー沖海戦への着想に繋がり、海戦の主役は戦艦から空母へと一大転機を迎えます。
タバコ株への投資は、タラント空襲後に戦艦を建造するような、時代の趨勢に逆行するような行為に思えます。
長期投資をするのなら右肩上がりの、未来ある産業を選ぶべきだとわたしは考えます。
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FX:非常識な戦略⑨ 大きな流れには逆らわない 逆張り禁止
8/23 深夜 この日は緩やかな円安から
一転して大きく円高、株安へと方向が変わりました。
中国が米国輸入品に最大10%の関税をかけると発表し
トランプ大統領はtwitterにて米企業の中国本土からの撤退せよと応酬しました。
市場は米中貿易戦争を懸念して、株安と有事の際の円となったのでしょう。
そのため一方的かつ急激な円高が進みました。
わたしは途中で逆張りの買い(long)を全く入れませんでした。
8/5にもトランプ大統領のtwitterより一方的な円高に振れた事があり、
その時は両建てできないFX会社を使っていたこともあり、6度にわたり買い(long)を
入れたものの円高の進行は止まらず全てが含み損となりました。
結果的にはスワップポイント狙いの地雷として敵中深くに設置され、本日まで継続的に利益を出しています。
しかし、その時は両建てもできず、そろそろ底から反転して円安に戻るだろうと買い(long)を入れてしまっただけでした。
前回の戦訓を活かし、今回は流れに逆らわずに、複数回に分けた売り(short)のオーダーで追撃して戦果を拡大できました。
※追記
レンジ相場の場合:
円高方向に降ってきたときに底でロングを入れて、円安方向になったら
ショート決済をするのは一般的だと思います。この時はあまり大きな利益幅(pips)は狙わずにさっさと利確した方が良いと感じました。
予想と外れて、突如レンジ相場ではなく意図しない円高に進むと目も当てられません。
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FX:非常識な戦略⑧ 損きりするか様子見するかの判断基準
原則としては損きりをせずに為替の変動による回復を待つスタイルですが、
実際に運用してみると時には損きりもせざる得ないなと思いました。
どんな時に損きりするか?
①売り(ショート)でオーダーを入れた時:
やはり負のスワップポイントの、いつまで続くかわからない累積は精神的なストレスとなります。
②現在の為替の流れから取り残された価格でポジションを取って時間が経過した時:
具体的には1週間待っても改善なく1円以上の開きがついた時です。
106.30〜106.60を推移してる時に105.30で売り(ショート)のポジションを1週間前より保持しているとそろそろ撤退も必要かと感じるようになりました。
(結果的には、突然の円高に助けられ損きりせずに利益を産みました)
しかしなぜ損きりの必要性を感じるようになったかをご説明します。
それは株、ソーシャルレンディングの影響が大きいと思います。
株やソーシャルレンディングでは年5%の利益は十分な数値です。
年20%もの利益を継続的に出せれば相当優秀な投資家だと言えます。
翻ってFXについて述べますと
①買いによる正のスワップポイント
②1回数百円ではあるものの、無数に行われるスキャルピングによる利益
との合計でトータルではプラスに転じます。
原則に立ち返り、1ヶ月1万円を稼げれば良いと思いました。
投機的な要素の強いFXでは大勝を狙って大損しないように努めます。
安定した収入があり補充が利く方なら、敗北も授業料だと思えるかもしれません。
しかし今のわたしは補充が効かない戦時中の日本軍のようなものです。
戦史:
海戦から半年後のMidway海戦で正規空母4隻を失い、再び空母機動部隊を再建できる事なく日本は戦争の主導権を失いました。同じ轍を踏まないようにしたいものです。
再起不能な壊滅だけはしてくれるな。と
複数のFX会社で口座開設をしており、きっちりと使い分けをしていなかったため
売りのオーダーを入れたのを完全に失念していてこういった結果を招きました。
稼働中と非稼働中のFXアプリをフォルダ分けして、オーダーを入れるたびにアプリの移動を行なって再発防止に努めます。
損きりせずに様子見をする時
①上下に激しく動く(1日1円以上が複数回)大きなレンジ相場
こういったときは指値決済の値を大きめに取っておきます。
すると、気づいたら大きく稼いで自動決済されているでしょう。
複数の口座に、買い(ロング)と売り(ショート)の相反するオーダーを入れて
為替の上下に合わせて利益を確定させていきます。
こまめに損きりするのは愚の骨頂と言えます。
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FX:非常識な戦略⑦ 10000単位と5000単位を併用する
FX口座によっては最小単位が1000単位の会社があります。
自分が現段階で使用中の口座で分類しておきます。
1000単位から可能
OANDA
Lion FX
Light FX
外為ジャパン
Matrix Trader
10000単位から
GMOクリックFX neo
DMM FX
わたしは
スキャルピング時は10000単位
スワップポイント狙いで複数ポジションを持つ時は5000単位
指値注文などアプリの使用方法を覚える時は1000単位
でオーダーしています。
下記はトランプ大統領のtwitterで一挙に円高が進行した日の画像になります。
大量の含み損を抱えてお恥ずかしいのですが、
以下のように時間の経過とともに始めは強気で10000単位で買いを入れていたものの
途中で5000単位での買いに切り替えました。
ポジション過多なのと、為替の流れがこのまま反転せずに円安が進行するのでは
と不安になったためです。
結果的にはこのようにみるみる含み損を抱える事となっていますが、
スワップポイントが毎日250円ずつ入っています。
状況に応じて、5000単位と10000単位を切り替える事ができるFX会社が
おすすめです。
※安定的な小さな利確がしやすくなる
10000単位をオーダーする場合、
ほぼ同じタイミングで5000単位を2つ注文するのも手です。
例えば
底値(1ドル100円)で買います。
底値と直近の高値(1ドル100円50銭)の
中間(1ドル100円25銭)にまで円安が進んだ時点で5000単位は利確しておきます。
残りの5000単位は直近の高値に到達してから利確。
もちろん、そう上手く事は運ばずに中間にから底値まで下落してくる事も多々あります。
底値にまで下落してきたら決済
こういった方法もあります。
追記:
またショート(売り)のマイナススワップポイントを敬遠するのなら
ロングは10000単位、ショートは5000単位もありだと思います。
水曜日の夜にショートのポジションを持ち越す可能性がある場合は5000単位もありです。
なぜなら木曜日の朝に、土日と水曜の3日分のスワップポイントが一気に請求されるためです。
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